宝塚との巡り合わせ

こんにちは。皆さん寒い冬を如何お過ごしでしょうか?

私はお休みをもらって実家の京都に帰っていました。
京都の空気は冷たくて冷たくて・・・屋久島と5度程違うのでしょうか。
日が落ちてから自転車に乗っていると耳がちぎれそうでした。

屋久島に帰ってきてからは朝晩はもちろん寒いですが
寒さの具合が違うのでまだ平気です。
・・・と言ってもきっとすぐこの気温に慣れて
屋久島でも充分寒いと感じるようになるのでしょう。

今回のお休みの一番の目的は宝塚歌劇団の舞台『忘れ雪』
(原作:新堂冬樹、脚本・演出:児玉明子)
を見に行くことでした。
去年ツアーに参加されたお客さんで宝塚と関係のある方がいらっしゃって
1月に公演があるのでもし時間が合えば・・と声をかけてくださり、
ちょうどその期間中でお休みがもらえそうだったので行くことにしたのです。

お話は、怪我をした子犬を拾った深雪(みゆき)が
「春先に降る雪に願いを事をすると叶う」というお祖母さんの言葉を信じ
子犬が助かるように願いをかけて・・・・と、始まります。
獣医の桜木との恋愛、桜木と友人鳴海の友情と
人間社会の中で生まれる様々な感情が飛び交って
時に謎解きのような展開にもなり、涙が出そうになる場面もあり。

演劇自体をあまり見たことがなかったので最初はただただ
圧倒されるような状態でしたが、その台詞、歌の中にこんなにも感情が
込められるのかと引き込まれ、夢中になっていました。

普段生活している中で言葉を発する時は、もちろん喜怒哀楽によって
大きい声になったり、強い言い方になったり、か細い声になったり
ということはあるにしても、たいていは淡々と話すことが多いと思います。

だけどこんなにも何かを100%詰め込んで相手に伝えようとする、
言葉に、歌に、こんなにも込められるものなのか、と驚きました。
しかもそれが舞台の始終ずっと。相当な集中力なのだろうな、と。

今回の舞台のテーマは「こころのままに生きる」ということだったと
見て捉えました。仕事、友情、立場、自分自身・・・いろんな事と
接触しながらも自分で自分の思うように、納得のいくように道を選択していく。
中にはその為に命を落としてしまう人も出てくるのですが
それでも周りの人達はその死をも受け止めて、また未来へ向かって
しっかりと歩いていくのです。

ツアーに参加されたお客さんとお話した事が、舞台の中にも
所々見え隠れして、ただ舞台を見てその演劇に感動しただけではなく
その内容もとても印象に残るものでした。

自分に与えられたものをいかに受け入れて生きていくか。

お客さんとの巡り合わせと、そこから広がった宝塚への巡り合わせと。
どうつながっていくかは想像もつかなくて、でも人との巡り合わせは
とても面白いものだと、そんな風に転がっている巡り合わせを
見逃さずに拾っていきたいなぁと思いました。


宝塚劇場の近くにあった手塚治虫記念館前にて。
お天気の良い日でした。
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by office-manatsu | 2009-01-26 15:29 | 旧スタッフ
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