まわりてめぐる。

屋久島はいろんな事が現実化するスピードが速い場所だよ、と以前からいろんな人に聞いていました。

それを聞いたとき、私は、屋久島の水の循環について思い浮かべました。
黒潮で温められた海水は蒸気となり、
その雲は海からすぐの山肌をかけあがり、
島の中央にそびえる2000m近い山々で冷やされ、雨となり森を潤し、
そしてその水は、森からすばやく川へと流れ出して、
花崗岩の巨石を縫ってあっと言う間にまた海へ。
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また、里の家々では、沢から水を引いている家も多く、
排水などもどこへ流れているのか想像しにくい都市と違い、
この綺麗な海へと流れて行く事が容易に想像できるここ屋久島。

行為や思いがそのまますぐに自分の身に返ってくるというパターンは、水の循環に象徴されるような気がしています。
すべてが淀むことなく流れている。
屋久島で淀んでいる川を見た事がありません。

まわりてめぐる。

ここ屋久島では、これが目に見える形でもはっきりとわかるように、
すべてのことに対してとても強く働いているのかもしれない・・・。
これを実感しつつある日々です。

ご近所さんともずいぶん顔見知りになってきて、
最近は、いろんなお話をしたり、物をいただいたりすることも多くなってきました。

昨日の朝は、ご近所さんが枇杷の実と新たまねぎを持って来て下さいました。
夫がタケノコを掘って来たところだったので、夕方そのお裾分けを持っていくと、
今度はミカンをまたたくさんいただきました。
うれしい!感謝感謝です。

こうした物の交換以外にも、人間同士の意見交換などもとてもストレートで、
いろんな事が停滞して淀む事なく、グルグルとものすごい早さで循環し、常にフレッシュな状態が保たれている、そんな気がします。

自分のものとしてガッチリ所有して保持する感覚とは逆の、
まわりてめぐる、という感覚。
それが本来の自然の姿であり、
その循環の中にあるこの気持ち良さを、今改めて感じている日々です。
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by office-manatsu | 2009-04-25 15:17 | 旧スタッフ
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