変わり目のとき

こんにちは、上田です!
すっかり秋の空気が日常になりつつある今日この頃。
むんむんと暑かった夏が終わって屋久島は、ずいぶん過ごしやすくなりました。
にぎやかな夏から静かな冬への中間地点。
時の移ろいがことさら解りやすいので、
なにかとノスタルジックになってついつい目を細めてしまいます。

湿っぽく暖かい南風は夏の余韻、乾いた冷たい北風は冬の予感を日替わりで運んできます。
夏の間、生命力いっぱいの緑で覆われていた森に赤や黄色の彩りが日に日に加わり、役割を終えた葉っぱ達の斜陽を感じます。
実りの季節。食べ物が多くなった森は、鳥達のさえずりで賑わっています。

風向き、彩り、鳥の声。
ひとつの現象の変化から、刻々と季節が移り変わっていっているのが読み取れます。

少し前は、すっかり明るくなってからスタートしていた縄文杉日帰りトレッキングも、夜があける前に出発することが多くなってきました。
冒険気分でヘッドライトをつけて、薄暗いトロッコ道を進む。
白黒の世界に、光の数珠。
うっすらやんわりと夜が空け始めます。

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徐々に姿を現し始める木々達は妙に存在感を感じます。
明るくなり始めると夜明けは早い。
あっという間に視界は光で満たされます。
黄金色に輝く森のひととき。
森がとっても美しく見える瞬間です。
この瞬間に立ち会えるのもこの時期の醍醐味かもしれません。

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屋久島は今、たくさんの変わり目を楽しむことができますよ。
by office-manatsu | 2010-10-25 17:46 | 旧スタッフ
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