屋久島ありがとう!

こんにちは、真島です。
今日は報告があります。

わたくし、真島は、このたびオフィスまなつを退社いたしました。
そして、屋久島を離れて東京に引越すことになりました。

今度住む家は東京都の府中市という街です。
目の前には多摩川が流れている気持ちの良い場所です。

府中市は東京23区よりもずっとずっと西の方の多摩地区というところで、電車で行くとずいぶん遠い感じがしますが、道路の看板を見たら「新宿まで22km」と書いてありました。
22km!?
22kmといえば、屋久島では有名な距離。そう、縄文杉〜荒川登山口の往復の距離と同じです。
屋久島のガイドにとって、縄文杉の22kmの山道は馴染みの道です。
気づいたら22kmという距離がとても近い感覚になっている自分に笑ってしまいました。
新宿から府中は簡単に歩ける。なんて思わせるほどキャパシティを広げてくれた屋久島(笑)。
ずいぶん鍛えられたものです。

いよいよ今週末に引越です。
いまは引越の準備をしながら、ひとつひとつ宝物を眺めるように最後の屋久島の日々を味わっている感じです。

振り返ればこの2年、私は屋久島でたくさんの人に出会い、たくさんの自然を感じ、たくさんの体験をしました。
楽しい事もあれば苦しい事もありました。どれも本当に良い体験となりました。

だけどそういう個々のひとつひとつを超えて私が屋久島で得たものは、屋久島という姿を借りた大きな大きなとらえようのない体験だったのだと思います。
それは、目に見えたり、言葉で語れたり、実体験したことだったり、記憶に残るような具体的なことだけではなくて、なにか全体がもっともっと大きなものにすっぽりと包み込まれていて、そして広がっていくような、生命そのものというか、そういうものの中にいたのだ、という事です。

それは時間でも出来事でも、また良い悪いでもはかることのできないもの。
生命そのもの。
だから始まりも終わりもなく、屋久島を離れたあとも、私はそれにすっぽりと包まれたままで、今後においても、きっといろいろな場面で具体的な形で目の前に現れてくるのだと思います。

これは屋久島が特別なのではなく、どこに暮らしていても、どんな暮らしをしていても、本来人はそういう果てしなく大きなものにすっぽりと包まれているのだと思います。
だけど、それを私に気づかせてくれたのは屋久島でした。だからやっぱり私にとっては特別です。
屋久島で体験させてもらった大切なものを今後生きていくのが、屋久島への、そして生命への恩返しだと思います。

そして、屋久島で出会ったみなさま。
ツアーに参加くださったお客様、ガイドの先輩や仲間、オフィスまなつのみんな、お弁当屋さん、ホテルや民宿の方々、バスの運転手さんや係の方、ほかにも挙げきれない程のたくさんたくさんの皆さまからも、はかる事のできないものを本当にたくさんいただきました。
本当にありがとうございました。

感謝、感謝、大感謝です。

東京でもたくさんたくさん歩いて、生命そのものを生きていきます。
東京でも楽しむぞ〜!

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では、また会う日まで!
by office-manatsu | 2011-02-15 22:35 | 旧スタッフ
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