霧島神宮の参道には、杉と松が、、。

正月明けから鹿児島神宮を皮切りに霧島神宮、高千穂神社、天の岩戸神社と南九州の神社詣でに行って来ました。

神社には、そこで祀られている神様が決まっているのですが、神社が置かれる場所は、その神様と縁のある森や山が御神体とし設定されました。特に古い神社と回りの自然環境は、密接な関係があり、昔から大切に保護されてきたのです。
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出雲大社の参道

以前、出雲大社に詣でた時、他の神社と違う雰囲気に気づきました。普通、神社の参道には杉の木が植えられているのですが、出雲大社の参道には松が植えられていました。正に荒ぶる神、スサノオの象徴です。
どこまで、計算されているのか? 解りませんが、とても面白い造りだと思いました。
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霧島神宮の参道

それで、今回行った霧島神宮なのですが、参道には杉と松が混植されているのです。御祭神は天孫降臨の神様、ニニギノミコトです。本来なら天津神の系譜なので、杉がご神木だと思うのですが、、??

不思議に思って古事記を調べてみると少し腑に落ちる所が見えてきました。
ニニギノミコトはアマテラス(天津神)の孫にあたります。ニニギのお父さんはオシホミミノミコトといいますが、この神様はアマテラスの弟のスサノオノミコトが、アマテラスが髪にまいていた玉の緒をもらって、それ を噛んで吹いた息の中から生まれた神様で、アマテラスが自分が身に着けていた物から生まれたのだからと言って、自分の子にしてしまったという複雑な生まれ の神様です。
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伊勢神宮の参道

同じニニギノミコトを御祭神としている高千穂神社や槵触(くしふる)神社でも扱われ方が、質素だった理由が少し解った気になりました。
by office-manatsu | 2014-01-12 16:22 | 真津 昭夫
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