七五岳、烏帽子岳に登ってきました。

3月に入り、屋久島ではそろそろ本格的な観光シーズンの到来です。眠っていた僕もようやく目覚める季節です。ということで、なかなかシーズンが始まってしまうと休みの日に山に足が向かなくなるので、今の内にまだ登ったことがなかった七五岳に単独で登ってきました。
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七五岳は、標高1488mで屋久島の南西部に位置し、山頂付近は岩が剥き出しになり、三角に尖った凄まじい姿に、僕が住んでいる平内集落からも存在感たっぷりです。伝説ではその昔七つの子(ご)が神隠しにあったことが、七五岳の名前の由来にもなっています。名前もその見た目も何故だか人を遠ざけている感じがしてきます。

今回は烏帽子岳(えぼしだけ)も七五岳のすぐそばということで、烏帽子岳を登って、その後に七五岳に向かいました。七五岳山頂では天候にも恵まれ、雪化粧の宮之浦岳までバッチリ見えて最高の登山日和でした。
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ここまでは順風満帆でしたが、これから暗雲が立ち込めることに。下りも同じコースを戻るのも面白くないということで、下りはショートカットコースで下りることにしました。ショートカットコースは1時間ほど短縮になるコースだけあって、急勾配で登りで使わなくて正解でした。目印のテープの間隔も広く、時々止まって目印を確認しないとルートから外れたりもしました。ヒヤヒヤしながら半信半疑で、何とか合流地点に到着し、その日は何はともあれ無事に下山しました。

普段の登山では感じられない山の怖さを改めて実感できた七五岳登山でした。その後3日間筋肉痛が治らないというオマケも付いてきました。
by office-manatsu | 2014-03-03 18:31 | 石我 晋太郎
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