お正月、トシノカミからのプレゼント

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宮之浦の集落には、大晦日の夜、トシノカミという恐ろしいカミ様が鳴り物入りで各家庭を訪れます。
家の中では子供たちが正座して迎え、トシノカミから過去に犯した悪いことを示され、脅されます。
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こういう風習は、秋田県のナマハゲや沖縄県の赤マタ黒マタなどにも見られる来訪神なのでしょう。
村という共同体に外から異質な祖霊がやって来て福をもたらすという感覚が、日本の古代人にはあったのだと思います。
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墓参りや岳参りなど共同体への同質な一体感を作り出す仕組みだけでなく、共同体へ異界から訪れ幸をもたらしてくれる恐い鬼みたいなモノも感じ取り習慣として組み込んだ先人の感覚に学びたいと思いました。 
そして、そういう感覚を一番身に付けているのが、ガイドという仕事をしている私たちなのではないか?という考えを抱いたお正月でした。
by office-manatsu | 2015-01-03 08:33 | 真津 昭夫
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