フトモモの異常開花

今年の冬は全国的に異常な暖冬というニュースがあちこちから聞かれ、異常気象が顕在化してきているように思えてなりません。
屋久島も例外ではなく、このところ春を飛び越えて初夏の陽気です。今から桃や桜の咲く春になるというのが、何故か不思議に思えたりします。

そんな陽気の中、フトモモの花が真っ盛りです。
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フトモモは、屋久島ではホトと呼ばれ、川岸によく自生しています。屋久島を分布の北限とする帰化植物で、果実は、独特の香りを持ち甘味があるので、食用にされたりもします。

そのフトモモの花が例年より3ヶ月も早く盛りを迎えているのです。
植物の適応能力にビックリしながらも、これからどんな世の中になるのか?ハッキリ現れてきた異常に自分たちは、適応して生きていけるのか? 不安を抱かざる終えない春の陽気です。
by office-manatsu | 2007-03-05 11:11 | 真津 昭夫
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