TBS「世界遺産」ロケ報告第2弾、縄文杉特殊撮影

2月アタマにご報告したTBS「世界遺産」冬ロケに続き、先日、縄文杉特殊撮影をサポートしました。
 TBS「世界遺産」ロケ報告第2弾、縄文杉特殊撮影_c0061008_14335576.jpg
今回は、縄文杉の展望デッキに9㍍のアームのジブと呼ばれるクレーンを取り付けての特殊撮影でした。
なにぶん1トン以上の機材を使っての撮影の為に機材搬入は、ヘリコプターを使っての大掛かりなモノとなりました。
林野庁保全センターの調整官立ち会いの下、緊張した作業が続きました。
残念な事に機材移動中にオフィスの古賀君が右薬指先骨折というアクシデントがありましたが、どうにか作業を終える事が出来ました。

撮影が春分の日の祭日に掛かってしまった為、当日日帰りトレッキングをされた登山者の皆さんには、何かとご迷惑をおかけしたのではないかと心苦しく思っています。

TBS「世界遺産」ロケ報告第2弾、縄文杉特殊撮影_c0061008_14341723.jpg撮影の方は、ジブを使って今まで誰も見た事のない接近した上方からの画像やピーターパンみたいに浮遊した画像など貴重な映像が収録されました。
縄文杉に着生した植物の詳細や接近画像など学術的にも貴重なデーターが得られたのではないかと思っています。

とにかくすごい映像です。 もう千回近く縄文杉に対面して固定したイメージがしっかり付いていたのですが、あんな猛々しい怪物みたいな縄文杉の姿を初めて見ました。
改めて縄文杉のパワーを再確認できたし、新たなガイディングのヒントを得たような貴重なロケでした。

TBS「世界遺産」ロケ報告第2弾、縄文杉特殊撮影_c0061008_14343540.jpgご一緒した制作スタッフの皆さん、お疲れ様でした。 楽しかったですね。

お世話になった林野の皆さんもありがとうございました。

「世界遺産」の放送は、今年の夏とまだ先ですが、期待して楽しみにお待ち下さい。
by office-manatsu | 2007-03-25 15:00 | 真津 昭夫
<< ヤクザルの赤ちゃんを今年初めて... 語り継がれるマオリ・スピリットの世界 >>