動物天国の一日でした。

昨晩はすごい雷雨の屋久島でした。
コンポの音も聞こえず、テレビを付けても画面が変わっていくだけで
やはり音が聞こえず。雨の爆音を聞きながら日記を書いていました。
今日も朝から一日中雨が降っていますが
数日前までは雲のない快晴が続いていました。

3日前、3月30日。
島の西側に位置する西部林道へツアーに出かけました。
朝は少し曇っていたのですがお昼頃気づくと空は快晴!

この日は本当によくヤクシカ、ヤクザルに出会う一日でした。
しかもヤクシカはオス・メスが全部で15頭程、
まるで集会を開いているかのように大勢でうろうろ(?)しているのです。
しばらく観察してから場所を移動する。
数分進むとまたシカに出会う。

c0061008_15174610.jpg「あ、シカだ」
・・と思って見ていると気づくとどんどん周りから集まってくる。よく見るとそのシカの集会の頭の上ではサルが木の上で葉っぱを食べている。そんなことが何度もありました。



「今日は動物天国ですね」とお客さんと話しながら歩いていくと今度は大きなガジュマルが目の前に登場しました。
ガジュマルの根っこの中へ潜り込むとお客さんが「ゃ・・・・」と。
後ろを振り返るとそこにはサルの頭蓋骨が!こちらを見ているではありませんか!
「なんだか視線を感じると思ったんですよね・・」とお客さん。
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背筋が少しひんやりしたところでまた場所を移動すると今度は日当たりの良いところでサルが毛づくろいをしています。
一体サルはどんな表情をして毛づくろいされているのだろうと双眼鏡で見てみます。なんと気持ちの良さそうな顔!

お天気が良いこともあってすっかりあったかくなって歩いていると
次に現れたのはまたしても頭蓋骨。サルかなぁと話していると
少し先に背骨やら手足の骨があり、さらに進むと毛が・・。
骨をよく見ていると「あれっ、これは?」と
とがったかぎ爪をお客さんが発見しました。
「これは・・・・・・サルじゃない・・・・・。」
大きさや骨の形や毛のかんじからして、これは猫だろうということに。
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それまではガジュマルの根っこを見ても
すごい形だなぁと思っていたのが
なんだかそれからは急に生々しくリアルに感じられて
背筋がひんやりするかんじ、誰かに見られているような・・・。

生きている動物から骨まで、本当に動物天国の一日でした。
その翌日、西部林道でご一緒したお客さんと白谷雲水峡の登山口でお会いした時。
「昨日は本当によく動物と出会いましたね。今日はあまり見かけなかったけど」と
話していると、ふと先の木を見ると「あ、サル!」。

私たち3人が集まると動物を呼び寄せる何かが・・・・?
と、勝手に想像を膨らませて楽しんでいました。

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西部林道の森へ入るときにお客さんが「なんだかお邪魔しますという気持ちだね」と言われた一言が印象深く残っています。

これからヤクシカもヤクザルも赤ちゃんがうまれる季節。
彼らの生活の場所へ入る時はお邪魔しますという気持ちを忘れずにそっと眺めたいと思います。
by office-manatsu | 2007-04-02 15:25 | 旧スタッフ
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