カテゴリ:旧スタッフ( 209 )

お世話になりました。そしてこれから

こんにちは、古賀です。
屋久島はだんだんと冬にむかっていて、宮之浦岳の登山道は凍って
いるところもあります。
今年も11月下旬になり、1年の時間が過ぎる早さをしみじみ感じて
います。

この度はみなさまにご報告があります。
私は11月30日をもってオフィスまなつを退社することとなります。
代表のまなつとは昨年から話をしていまして、準備が整い、
独立することとなりました。

2012年1月1日より「フォレック」という名称で新たにガイド人生を
スタートさせます。

この7年間を振り返ると、オフィスまなつのお客様、スタッフの方々
には大変お世話になったと感謝しています。
7年間で約1400日、山や沢でお客様と交わした会話で私自身成長しま
したし、変わったなと感じています。

そして代表のまなつとは、お互い本音であつく意見を話しあったこと
は良い財産になったと思います。なかなかあつく語り合える相手はい
ないものです。
自分1人だけでは体験できなかったことを体験できた7年間だったと確
信しています。

これからガイドになろうとフェリーで屋久島に来た日の気持ちを忘れ
ずにさらに良いガイドツアーをできたらと思っています。
今後ともみなさまよろしくお願いします。
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by office-manatsu | 2011-11-26 15:38 | 旧スタッフ

屋久島の星空

こんにちは、オフィスまなつの古賀です。
9月になったせいか、屋久島も少し落ち着いた雰囲気です。

今日は台風の影響でくもり時々雨たまに強風ですが、先週は
晴れの日が続いた印象があります。

私が晴れの日で楽しみしていることのひとつが夜の星空観察
と星の撮影です。

ちょっと前の8月29日が新月だったんですが、その日の屋久島の夜は
本当に真っ暗になるので星を見るには最高の夜なんです。
そして8月は天の川がきれいに西の空に見えるのも良いのです。

8月29日は予定どおり天の川が肉眼ではっきり見えていたので、
一眼レフデジカメで撮影にチャレンジ。

下の写真がその成果です。
撮るコツは感度を高め(iso1600〜3200)に設定し、シャッタースピードは
8〜15秒ぐらい、レンズは広角で明るく(F値1.4〜2.8)撮れるものを使うことです。
下の写真はLEDで木を一瞬照らして撮影しました。
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これから新月の日に屋久島に訪れる方は夜、星空を眺めてみてください。
きっと感動すると思います。
by office-manatsu | 2011-09-02 16:24 | 旧スタッフ

梅雨明けの太忠岳

こんにちは、古賀です。
屋久島、梅雨明けしました。
今年は梅雨らしい梅雨で雨の日が多かったように思われます。
これから夏本番です。

さて梅雨明け宣言の翌日、太忠岳へツアーで行きました。
朝から青空、梅雨明けを実感。

ヤクスギランド入口を出発し、一時間ぐらい歩くと天文の森につきます。
天文の森周辺は、屋久杉と小杉が混じった森が美しい場所で雨上がりの
トレッキングには最適な場所です。
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途中でニホンヒキガエル出会う、目が綺麗です。
6月は森の中で良く出会います。毒をもっているので悠々としていて、
写真を撮りやすいカエルですね。
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そして天文の森から急な登りを2時間がんばると太忠岳の山頂です。
写真の岩は天柱石。安房の港からも見ることができます。
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爽快な景色なのでこれから夏のツアーにはお勧めです。
また意外に歩いている人が少ないので、屋久島の自然にどっぷり浸れます。
by office-manatsu | 2011-07-01 15:19 | 旧スタッフ

春の恵み

こんにちは、古賀です。
屋久島もしっかりと春になってまいりました。
太鼓岩からの山桜も見頃を過ぎつつあり季節が進んできたと
実感しています。

ところで春の屋久島での楽しみと言えばいくつかあるのですが、
私がとくに楽しみにしているのは木イチゴ採りです。
昨年末に引っ越してきた家の周りには、オオバライチゴが一面に
広がっていて密かに楽しみしていました。

休みの日に家族で30分ほど収穫、赤ーい木イチゴが沢山とれました。
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そして採った木イチゴを塩水に漬けて虫を取り除いて、
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その後砂糖と一緒に煮込んで、風味付けにレモンを一絞り、
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せっかくなので早速、パンケーキを焼いてみんなでおやつタイム。
甘酸っぱくおいしかったです。
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屋久島の春の味覚あと数回は楽しめそうです。
自然の恵みのありがたさを感じました。
by office-manatsu | 2011-04-23 15:02 | 旧スタッフ

三歩進んで二歩下がる

こんにちは、古賀です。
もうすぐ4月ですがまだまだ寒いですね。
春が来そうでなかなか来ません。

昨日は縄文杉日帰りのツアーに行ってきました。
3月下旬というと山でも暖かくなって来る時期ですが、
昨日は半袖Tシャツ+長袖シャツ+フリース+レインウェアという
服装でちょうどいい気温でした。また縄文杉付近ではすこし雪が舞
っていてまだ山は冬の様相でした。
まだしばらくはツアー参加時は手袋、帽子などがあったほうが
良さそうです。

ところで縄文杉へのルートには小杉谷という集落跡があります。
小杉谷は例年だと3月のおわりにはサクラが見頃なのですが、
今年はどうやら一週間から10日ぐらい遅れそうです、4月5日ぐらい
が見頃かもしれません。
そして白谷雲水峡の太鼓岩からのサクラの見頃は4月13,14日ぐらい
になりそうですね。
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もしもその時期に屋久島に来られる予定の方は楽しみにしておいてください。
by office-manatsu | 2011-03-26 14:45 | 旧スタッフ

春の屋久島

こんにちは、古賀です。
昨日から今日にかけてどしゃぶりでした。
大粒の雨粒をみると春になってきたと実感しました。

屋久島では3月〜4月になると、麓からだんだんと新緑が山の上へと進んで
行く様子がとてもきれいで、特に3月は屋久島では木の芽ながし(ながし=梅雨)
といって、雨が降るごとに季節が進んでいきます。

そんな春の屋久島で私が一番好きな風景は、白谷雲水峡の太鼓岩からの山桜が
一面に広がる風景です。
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例年だと3月25日〜4月5日ぐらいがベストですが、今年は寒いので少し
遅れるかもしれません。

春の白谷雲水峡の予約はまだまだ受付可能です。春休みに屋久島でお花見
しませんか!
by office-manatsu | 2011-02-24 16:55 | 旧スタッフ

屋久島ありがとう!

こんにちは、真島です。
今日は報告があります。

わたくし、真島は、このたびオフィスまなつを退社いたしました。
そして、屋久島を離れて東京に引越すことになりました。

今度住む家は東京都の府中市という街です。
目の前には多摩川が流れている気持ちの良い場所です。

府中市は東京23区よりもずっとずっと西の方の多摩地区というところで、電車で行くとずいぶん遠い感じがしますが、道路の看板を見たら「新宿まで22km」と書いてありました。
22km!?
22kmといえば、屋久島では有名な距離。そう、縄文杉〜荒川登山口の往復の距離と同じです。
屋久島のガイドにとって、縄文杉の22kmの山道は馴染みの道です。
気づいたら22kmという距離がとても近い感覚になっている自分に笑ってしまいました。
新宿から府中は簡単に歩ける。なんて思わせるほどキャパシティを広げてくれた屋久島(笑)。
ずいぶん鍛えられたものです。

いよいよ今週末に引越です。
いまは引越の準備をしながら、ひとつひとつ宝物を眺めるように最後の屋久島の日々を味わっている感じです。

振り返ればこの2年、私は屋久島でたくさんの人に出会い、たくさんの自然を感じ、たくさんの体験をしました。
楽しい事もあれば苦しい事もありました。どれも本当に良い体験となりました。

だけどそういう個々のひとつひとつを超えて私が屋久島で得たものは、屋久島という姿を借りた大きな大きなとらえようのない体験だったのだと思います。
それは、目に見えたり、言葉で語れたり、実体験したことだったり、記憶に残るような具体的なことだけではなくて、なにか全体がもっともっと大きなものにすっぽりと包み込まれていて、そして広がっていくような、生命そのものというか、そういうものの中にいたのだ、という事です。

それは時間でも出来事でも、また良い悪いでもはかることのできないもの。
生命そのもの。
だから始まりも終わりもなく、屋久島を離れたあとも、私はそれにすっぽりと包まれたままで、今後においても、きっといろいろな場面で具体的な形で目の前に現れてくるのだと思います。

これは屋久島が特別なのではなく、どこに暮らしていても、どんな暮らしをしていても、本来人はそういう果てしなく大きなものにすっぽりと包まれているのだと思います。
だけど、それを私に気づかせてくれたのは屋久島でした。だからやっぱり私にとっては特別です。
屋久島で体験させてもらった大切なものを今後生きていくのが、屋久島への、そして生命への恩返しだと思います。

そして、屋久島で出会ったみなさま。
ツアーに参加くださったお客様、ガイドの先輩や仲間、オフィスまなつのみんな、お弁当屋さん、ホテルや民宿の方々、バスの運転手さんや係の方、ほかにも挙げきれない程のたくさんたくさんの皆さまからも、はかる事のできないものを本当にたくさんいただきました。
本当にありがとうございました。

感謝、感謝、大感謝です。

東京でもたくさんたくさん歩いて、生命そのものを生きていきます。
東京でも楽しむぞ〜!

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では、また会う日まで!
by office-manatsu | 2011-02-15 22:35 | 旧スタッフ

屋久島の冬は意外と寒いですよ!

明けましておめでとうございます。古賀です。
本年もよろしくお願いします。

今年は屋久島も年始から大荒れの天候で、麓の集落でも一部雪が積もりました。
屋久島は南の島なので雪が積もるのはあまり想像できないと思いますが、
山岳では吹きだまりで2mほど積雪する場合もあります。
以下に過去の雪山の写真を紹介します。
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昨年からラニーニャ現象が発生しました。ラニーニャ現象がおこると、猛暑であったり、大雪といった天候に日本はなりやすくなるそうです。
そういう意味では昨年の夏から今年の冬に関しては予想どおりの天候なのかもしれません。

現在の積雪の状況は、永田岳付近の鹿之沢小屋で2m〜3m、白谷雲水峡10〜40cmぐらいです。

2月いっぱいは積雪の可能性がありますので、屋久島観光協会ホームページ
を屋久島にお越しの際はチェックしてください。

冬の屋久島で「それじゃどこに行ったらいいんだー」と言ってしまうところ
ですが、冬でも楽しめる場所があります。西部林道、蛇之口滝ルートです。
夏場は虫が多くてちょっと大変なのですが、冬場は快適に照葉樹の森を楽しむ
ことができます。照葉樹の森は、もののけ姫でもモチーフに使われています。
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これから2月に屋久島旅行を計画されている方はぜひご参加ください。
by office-manatsu | 2011-01-10 15:51 | 旧スタッフ

ヤマグルマのバターナイフ

先日ともだちが屋久島に遊びに来ていたので一緒に島のあちこちを巡る中、島の南部にある木工のアトリエ、FLOWERSさんに立ちよりました。

お店の中は、屋久島の木を使った小物でいっぱい。
たくさんの造形の数々に私も大興奮!
鼻息を荒くしながら物色していると、バターナイフが目につきました。
何本か並べられているそれらは、一つ一つ違う木目と色あいです。
一本一本、違う樹種で作られているとのこと。
並んでいるその中で、ひと目惚れして手にとったのは、「ヤマグルマ」という木で作られたものでした。

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ヤマグルマといえば、屋久杉の森では絶対に目にするなじみ深い樹木です。
スギにくっついて生える事が多く、生きているスギの他、切り株や倒木にもべっとりとくっついてまるでアメーバのように自由自在に枝を伸ばして生きる姿はインパクト大で、私もガイド中にヤマグルマの話は何度したことか。
ヤマグルマはまた、樹皮からトリモチが採れる事でも知られ、屋久島でもかつてはトリモチを採っていたそうです。

そういう性質を見ただけでもなんだか柔らかくて粘りのある木なんだろうなあと想像がつきます。
FLOWERSさんによると、ヤマグルマは柔らかい木なので通常はカトラリー類は作らないのだとか。

そんな木の性質がどうこうの理屈抜きで、結局はただただそのフォルムと木目と色が「これステキ!」と感じた第一印象のみでと選んだヤマグルマのバターナイフでしたが、翌日使ってみて感動。

ピーナッツペーストがベールのように薄くなめらかにどこまでもどこまでも伸びる感じ。
パンの表面に当たる感触も、パンを決して傷つける事がなく物腰柔らかで、
また手に握った時の持ち具合や長さも素晴らしく、なんだか楽器を手にしているような豊かな気持ちになりました。

なんだかほめ殺しですが(笑)、私自身もバターナイフひとつでここまで感動するとは思ってもおらず、大満足なお買い物になったというわけです。

普段ガイドでは木というものは森の中に生えている姿で触れていますが、木材になった姿や性質はなかなか意識することが少ないのです。
いつも姿を見ていたヤマグルマがまた一歩親しい存在になった気がしました。
そして、毎朝バターナイフから森の中のヤマグルマの姿を思い浮かべることができるなんて幸せだなあとも。

FLOWERSさんのブログにバターナイフのことが書かれていますが、木を単なる素材として見るのではなく、そこには深い深い樹木への「愛」が感じられて嬉しくなります!
by office-manatsu | 2010-12-21 12:24 | 旧スタッフ

日本山岳ガイド協会の検定会に行ってきました!!

こんにちは、古賀です。
11月の終わりに、大分の久住連山に日本山岳ガイド協会の講習会と
検定会を受けに行ってきました。

屋久島を24日にフェリーで出発、鹿児島から高速で一気に久住へ、
約5時間で到着(高速は楽です)。
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車中で一泊し(写真参照、男2人旅でした。)、朝一番に温泉へ。偶然行き着いた
温泉は黒川温泉の山河旅館でした。
とても良い露天風呂で、温泉後のコーヒーのサービスが最高でした。
黒川温泉は地域一体となって盛り上げている場所で有名ですが、
その噂どおり接客もすばらしい地域でした。勉強になりました。

さて本題ですが、今回は無積期(夏山)の講習会、検定会への参加でした。
ガイドを始めて10年になりますが、ここで一度自分を再確認したいと
思い、日本山岳ガイド協会の登山ガイドの資格を取ることにしました。

検定会では、自己紹介、ルートの紹介、危険箇所の歩き方、ロープワーク、
レスキューetcを、検定員の方々をお客様にみたてて、みっちり3日間行いました。
屋久島以外のフィールドでやると新鮮な反面、自分の良いところや悪いところも
見えてきて再確認するには絶好の機会になりました。

また屋久島のルートでガイドをしていると自分が足を置く場所一歩一歩まで
記憶しているのですが、今回の場所だと「ガレ場ではバランスと落石に注意」
とかの一般的な説明になるので、フィールドごとの特徴「ガレ場、」「はしご」
「稜線」「火山ガス」etcなどを上手く表現することが大事だなと思いました。
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今回、久住連山をフィールドにしてみて、屋久島の山は目的地(縄文杉や
太鼓岩または山頂部)への距離が長いなともあらためて感じました。
久住連山の主要な山頂部に行くのと、白谷雲水峡の太鼓岩まで行くのとあまり
体力的には変わらない、あたりまえだけど屋久島もやはり山岳なんだなと感じ
ました。

次は1月に積雪期(雪山)の試験があります。これも受けて、さらに6月は東京で
筆記試験です。この経験を今後の屋久島の案内へ活かしていこうと思っています
のでこれからもよろしくお願いします。
by office-manatsu | 2010-12-01 16:56 | 旧スタッフ