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大塩平八郎の乱と屋久島の意外な繋がり。

先日、VTR録画していたNHK BS歴史館「大阪から江戸を撃つ!真説・大塩平八郎の乱」という番組を観ていたら最後に意外な落ちが出てきました。

大塩平八郎の乱とは、江戸時代後期、天保の大飢饉などにより百姓一揆が多発していた天保8年(1837年)、大阪町奉行所の元与力大塩平八郎が、町奉行所の不正や幕府の一大詐欺事件を告発して命懸けで武装蜂起した事件でした。

「救民」の旗を揚げ300人程の大阪町民が決起したのですが、内通者がいて奉行所側に察知され半日で鎮圧されてしまいます。その後大塩平八郎は、火薬を使って自決、処罰された者は750人にも及んだそうです。
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この乱に加わった橋本忠兵衛の子、松次郎(13才)が屋久島へ流刑され、その子孫の方が島の北西、永田の地でお墓を守っていらっしゃるということなのです。

島に流刑者が来たという話は知っていたのですが、この事は初めて聞いた話でした。意外な繋がりです。まだまだ知らない事は沢山あります。

松次郎の他数人もこの事件の関係で屋久島へ来ているみたいです。
http://www.cwo.zaq.ne.jp/oshio-revolt-m/masano5.htm
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幕府に反抗した大塩平八郎の乱は、幕府に不満を持つ人々に”幕府は刃向かえるもの”という選択肢を心に芽生えさせ、これが30年後の明治維新へ繋がったと考えると大きな事件だったのでしょう。
by office-manatsu | 2014-01-25 16:45 | 真津 昭夫

高千穂神楽

宮崎県、高千穂神社境内にある神楽殿にて毎日行われている観光神楽(かぐら)を観てきました。

11月の下旬から翌年2月までの農閑期、毎週末各集落ごとに高千穂夜神楽33番が、夜を徹して奉納されます。

今回は、その中で代表的な「手力雄」「鈿女(うずめ) 」「戸取り」「御神体」の四番が奉納されました。

初めの三番は天の岩戸伝説を扱ったもの。最後の「御神体」は国生みの神イザナギ、イザナミの酒造りの舞でかなり解放的です。

何時か33番夜通しで観て、古事記の神話の世界にドップリと浸ってみたいものです。

高千穂夜神楽-手力雄
http://www.youtube.com/watch?v=d5fsb5SjHgQ


高千穂夜神楽-鈿女(うずめ)
http://www.youtube.com/watch?v=xV-3oQ5zQow


高千穂夜神楽-戸取り
http://www.youtube.com/watch?v=ChfMSIcNru0


高千穂夜神楽-御神体
http://www.youtube.com/watch?v=CyEY531ljK4

by office-manatsu | 2014-01-13 18:49 | 真津 昭夫

霧島神宮の参道には、杉と松が、、。

正月明けから鹿児島神宮を皮切りに霧島神宮、高千穂神社、天の岩戸神社と南九州の神社詣でに行って来ました。

神社には、そこで祀られている神様が決まっているのですが、神社が置かれる場所は、その神様と縁のある森や山が御神体とし設定されました。特に古い神社と回りの自然環境は、密接な関係があり、昔から大切に保護されてきたのです。
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出雲大社の参道

以前、出雲大社に詣でた時、他の神社と違う雰囲気に気づきました。普通、神社の参道には杉の木が植えられているのですが、出雲大社の参道には松が植えられていました。正に荒ぶる神、スサノオの象徴です。
どこまで、計算されているのか? 解りませんが、とても面白い造りだと思いました。
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霧島神宮の参道

それで、今回行った霧島神宮なのですが、参道には杉と松が混植されているのです。御祭神は天孫降臨の神様、ニニギノミコトです。本来なら天津神の系譜なので、杉がご神木だと思うのですが、、??

不思議に思って古事記を調べてみると少し腑に落ちる所が見えてきました。
ニニギノミコトはアマテラス(天津神)の孫にあたります。ニニギのお父さんはオシホミミノミコトといいますが、この神様はアマテラスの弟のスサノオノミコトが、アマテラスが髪にまいていた玉の緒をもらって、それ を噛んで吹いた息の中から生まれた神様で、アマテラスが自分が身に着けていた物から生まれたのだからと言って、自分の子にしてしまったという複雑な生まれ の神様です。
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伊勢神宮の参道

同じニニギノミコトを御祭神としている高千穂神社や槵触(くしふる)神社でも扱われ方が、質素だった理由が少し解った気になりました。
by office-manatsu | 2014-01-12 16:22 | 真津 昭夫

朔旦冬至

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2014年、明けましておめでとうございます。

今年の初日の出は、新月の月と一緒に上がってきました。
当然のように新月ですから、月は見えません。ご来光と同時に月も拝んだことになります。

お正月の挨拶、「あけましておめでとう。」という言葉は、日と月が重なることを祝い、“明”という字をあてて「明けまして」となったと言われています。

旧暦(太陰暦)では、正月は新月で設定してあるので、旧暦の正月は、毎年太陽と月が一緒に昇ってきます。

このように、太陽と月の運行のズレは、19年周期でおこり、紀元前からメトン周期として知られていたことでした。

昨年行われた神宮式年遷宮もこの周期に関係しているように思われます。

太古、昼間の時間が一番短く、夜が長い冬至の日が一年の始まりでした。その冬至と月の始まりの新月が重なるのを「朔旦冬至(さくたんとうじ)」と呼び、とてもめでたい日とされました。この朔旦冬至も19年に一度しかありません。

そんなめでたい、珍しい日が今年、2014年12月22日に起こります。まだまだ先の話ですが、楽しみです。
by office-manatsu | 2014-01-02 06:47 | 真津 昭夫