霧島神宮の参道には、杉と松が、、。

正月明けから鹿児島神宮を皮切りに霧島神宮、高千穂神社、天の岩戸神社と南九州の神社詣でに行って来ました。

神社には、そこで祀られている神様が決まっているのですが、神社が置かれる場所は、その神様と縁のある森や山が御神体とし設定されました。特に古い神社と回りの自然環境は、密接な関係があり、昔から大切に保護されてきたのです。
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出雲大社の参道

以前、出雲大社に詣でた時、他の神社と違う雰囲気に気づきました。普通、神社の参道には杉の木が植えられているのですが、出雲大社の参道には松が植えられていました。正に荒ぶる神、スサノオの象徴です。
どこまで、計算されているのか? 解りませんが、とても面白い造りだと思いました。
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霧島神宮の参道

それで、今回行った霧島神宮なのですが、参道には杉と松が混植されているのです。御祭神は天孫降臨の神様、ニニギノミコトです。本来なら天津神の系譜なので、杉がご神木だと思うのですが、、??

不思議に思って古事記を調べてみると少し腑に落ちる所が見えてきました。
ニニギノミコトはアマテラス(天津神)の孫にあたります。ニニギのお父さんはオシホミミノミコトといいますが、この神様はアマテラスの弟のスサノオノミコトが、アマテラスが髪にまいていた玉の緒をもらって、それ を噛んで吹いた息の中から生まれた神様で、アマテラスが自分が身に着けていた物から生まれたのだからと言って、自分の子にしてしまったという複雑な生まれ の神様です。
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伊勢神宮の参道

同じニニギノミコトを御祭神としている高千穂神社や槵触(くしふる)神社でも扱われ方が、質素だった理由が少し解った気になりました。
# by office-manatsu | 2014-01-12 16:22 | 真津 昭夫

朔旦冬至

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2014年、明けましておめでとうございます。

今年の初日の出は、新月の月と一緒に上がってきました。
当然のように新月ですから、月は見えません。ご来光と同時に月も拝んだことになります。

お正月の挨拶、「あけましておめでとう。」という言葉は、日と月が重なることを祝い、“明”という字をあてて「明けまして」となったと言われています。

旧暦(太陰暦)では、正月は新月で設定してあるので、旧暦の正月は、毎年太陽と月が一緒に昇ってきます。

このように、太陽と月の運行のズレは、19年周期でおこり、紀元前からメトン周期として知られていたことでした。

昨年行われた神宮式年遷宮もこの周期に関係しているように思われます。

太古、昼間の時間が一番短く、夜が長い冬至の日が一年の始まりでした。その冬至と月の始まりの新月が重なるのを「朔旦冬至(さくたんとうじ)」と呼び、とてもめでたい日とされました。この朔旦冬至も19年に一度しかありません。

そんなめでたい、珍しい日が今年、2014年12月22日に起こります。まだまだ先の話ですが、楽しみです。
# by office-manatsu | 2014-01-02 06:47 | 真津 昭夫

カマキリと娘のご対面

ある日の夕方、10月で3歳になったばかりの娘が「とうちゃん!かみきり、かみきり!」と叫んでいたので娘の所へ行ってみると、取り込んだ洗濯物にカマキリがいました。
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娘は恐れるどころか、興味津々な様子で今にもカマキリを捕まえて遊びだしそうでした。
まだ、娘にはカマキリに噛まれた体験がないので、「恐い」とか「危ない」という感覚がないのです。
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一方、カマキリの方はもう何時襲われても良いように、臨戦態勢を取っていました。恐い者知らずの子供達は、カマキリなどの昆虫にとって天敵なのです。
カマキリにとっては大怪獣でも襲って来る感じなのでしょうか?

私自身、子供時代を振り返ると、我ながら昆虫には悪いことを沢山したなと反省しきりです。

罪滅ぼしではないですが、ネイチャーガイドとして、これからも昆虫の素晴らしさを伝えていきたいと思っています。
# by office-manatsu | 2013-11-11 15:25 | 石我 晋太郎

ヤマビルは人の血を吸うと死ぬ??

屋久島の山にもヤマビルは生息しています。過去、何回吸血されただろうか? 
最近では、少し慣れっこになって大して嫌な気もしなくなっていました。
そんな慣れが、好奇心を削いでいたのですね。
好奇心の欠如は、私たちネイチャーガイドにとって致命的にマズイ事だと思っています。
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以前からヤマビルのいる地域とそうでない地域が存在していることを不思議だと思っていました。
屋久島の西部、花山歩道の標高800m前後はヤマビルの多発地帯として有名です。しかし、同じ標高でも白谷や縄文杉ルートではほとんど見かけません。降雨量や野生動物の数、森の状態などいろいろなファクターを掛けてみても何故そうなるのか判らずにいました。
そんな中でヤマビルの数は、人の入れ込み数に反比例するのではないか?という仮説が頭を過ぎりました。かなり、以前の事です。

そのまんま思考停止の状態で時間が過ぎてしまっていたのですが、ある自然番組担当のディレクターさんとの会話でヤマビルの話になり、ヤマビル研究者から聞いた話として、ヤマビルは人の血を吸うと死ぬというショッキングな話が飛び出してきました。その時、以前頭を過ぎった仮説がまた浮かんできたものの、また放置してしまいました。

そして、先日知人との立ち話の中でまたヤマヒルの話となり、いつまでも思考停止ではいけないと決意し、何時調べるの? 時流に乗って、そう、今でしょう。となりました。

早速、スマホで調べてみると面白い事が解りました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%93%E3%83%AB
「ほ乳類の個体が高い頻度で吸血されると抗体ができ、抗体を持つ血液を吸ったヒルは死滅して、ヒルの個体数を抑制する作用があると考えられている。」

そうなんですね。西部林道林内であんなにいたヤマビルが、ここ5−6年ほどで急激に減少したのは、高い頻度で吸血された研究者やガイドなど、抗体を持った人が増えて、その血液を吸って個体数が減少したのでしょう。

初心に返っていろいろアンテナを張り、地道に調べることの大切さを思い知らされた案件でした。


# by office-manatsu | 2013-10-01 19:20 | 真津 昭夫

時間に縛られず、ゆっくり森を楽しんでいきましょう。

先日、Kさん3人組を縄文杉から白谷雲水峡へと一泊二日のキャンプツアーでご案内しました。
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毎年1回はどこかに長期で遊びにいくとのことで、今回は滞在日の2日間を「ゆっくり縄文杉に会いたい」、「苔むす森で癒されたい」と一泊二日のツアーに決定したそうです。

キャンプも初めてとのことで不安もあったようですが、終わってみるとあっという間の2日間だった様です。
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1日目はそこまで雨にも降られず、屋久島の森の中をゆっくりと楽しみました。

見た事も無い巨木の世界を、ゆっくり目でみて、触れてみて、カメラでパシャっと思い出に残してと、暗くなるまで遊び、夜はグッスリ小屋でお休みです。
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2日目は雨が降り、白谷雲水峡コースの太鼓岩へ向かった時には濃霧で何も見えませんでしたが、それがまた面白く、みんなで大はしゃぎ!

日帰りと泊まりの大きな違いは、時間に縛られていないところです。
自分の好きだと思ったところに、気の済むまで時間を使えます。
キャンプが初めての方でも、しっかりサポートさせてもらいます。

時間に縛られず、ゆっくり森を楽しめる、キャンプツアーは最高です。
# by office-manatsu | 2013-09-28 14:28 | 加藤 朗史

子供の成長

毎日会っている子供達ですが、毎日会っているとなかなか成長がわかりにくくなります。しかし、ある時突然、子供の成長にびっくりすることがあります。
今回はかなりびっくりした出来事でした。

私の家はテレビはありますが、アンテナに繋がってなく、ビデオ鑑賞用となってます。おもちゃはありますが、ゲーム機も無いので、子供達はじっとしていることはなく、自分の遊び場を探し、自分たちで遊びを創作してます。

最近娘のブームは”編み物”です。
北海道のおばあちゃんに”アクリルたわし”の作り方をおしえてもらい、それを”やくしま手作り市”へと出店したところ完売。

手に入れた金貨(お金)で初めて自分の欲しいものを手に入れました。
お金を手に入れることと、使うこと、ものの価値など、その意味を日々学んでいるようです。
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作って、出店して、ほしいものを手に入れる!
あっと言う間に自立していく子供達をみて嬉しく思います。
親が手をかけすぎずとも、子供達は何もなくてもそこから遊びを見つけていっています。

子供に教えることより、教わることの方が多いような気がしている、今日この頃でした。

-アクリルたわしについて-
アクリルたわしとは、ずいぶん前に一度ブームを巻き起こし、時代が去ったかのように見えた”たわし”洗剤を使わないで家中のお掃除ができるので、環境にはもちろん、赤ちゃんやお子さんにもやさしい。キッチンのスポンンジのようにヌメリもつきにくく、1つで長持ちする優れものです。
ネットで調べると作り方もでてますので、試してみてください。
# by office-manatsu | 2013-09-17 17:39 | 加藤 朗史