ヨガジャーナル最新号は、中谷美紀さんの屋久島巡礼
オフィスまなつが撮影ロケをコーディネイトした雑誌「ヨガジャーナル」の最新号(13号)が、現在書店に並んでいます。
苔の森で、凛と手を合わせているは、女優の中谷美紀さん。 ヤクスギの森、苔の森、安房川、満月の大川の滝など、島内あちこちで撮影が行われましたが、それは常に「いまここ」に焦点を合わせながら進んでいきました。 撮影現場に着くと、まずカメラマンの渞(ミナモト)忠之さんはその場所をジッと観察します。 カメラを構える前に、風や香り、光の動き、などなどその場を全身で味わっていらっしゃるようでした。 中谷さんは中谷さんで、その場全体にチューニングを合わせていらっしゃいます。 その様子は決して神妙なものではなく、自分を開け放って、自然に、無邪気に、歓びをもっていまここを味わっている、という感じでした。 表情や動きなど、その場に溶け込んで内側から表現される姿がそこにはありました。 光がやってこれば光に溶け合うように、風が吹けば風に溶け合うように。 そしてカメラマンの渞さんは、その溶け合いをカメラに収めていくのでした。 いくつかの場所でそのように撮影が進められるのを見ていると、その場所場所で中谷さんは違う表れをします。 今回、雑誌が出来上がってきたのを見ると、そこに中谷さんのこんな言葉がありました。 「他人の感情を演じるとき、私はいつも瞑想をすることで自分の体をまっさらな状態にしています。”自分”という存在を一旦よそに置くんです。そして、自分が白いキャンバスになったように媒介者となり、新たな存在を肉体に通して表現しています」 これは、映画やドラマで他人を演じる場合の事ですが、今回、中谷美紀さん本人としての撮影中も、とらわれのなさ、自己の開け放ち方は、きっとこういう精神から来るんだろうと感じました。 中谷さんは7年前からヨガを続けていらっしゃるそうです。 収められたインタビューの言葉にもそういう精神が表れていますが、ご本人もそのままの本当に素敵な方でした。 撮影は常にそのような感じで進行し、全てのスタッフがその場をあるがままに味わっていました。 さすがはヨガ雑誌! 実際に出来上がった雑誌は、その場丸ごとが表れています。 その場の風や温度までもが伝わってくるようです。 関わった人の生きる姿勢も伝わってくるようです。 素敵な仕事をさせていただき、感謝感謝です。 全国の書店にて絶賛発売中です! まなつ推薦の「自然と一体になれるおすすめスポット」も紹介されています。 ぜひぜひお手にとってご覧下さい。
by office-manatsu
| 2010-09-27 17:47
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